７月２２日　はなぐみ

本日、身体測定をしています！

それから今日は、以前描いたお泊り保育の経験画の、仕上げをしました！

絵をよく見て・・・・・

その時の色、周りの雰囲気その他もういちど思い出しました☆そして、余白部分に色をつけました＾＾

全然ペンが進まなかったお友だちには、今日は対面で、経験画について再度お話をしました。

経験画というのは、自分が見た事聞いた事を思い起こす作業です。「例えば小学生になって、学校に歩いて行っている途中で、公園で犬がいじめられているところを見たとするよ。あとでおまわりさんから、犬をいじめていたのはどんな人ですかって聞かれたときに、何色のズボンをはいて、男の人か女の人か、その時の場所はどこか、そういう事全部が犬を守るための大切な情報になるんだよ。」という話からはじめて、「自分が見た事や聞いたことを、頭の中で思い出して絵にする事は、自分もその時のことをもっとよく思い出せるし、あとで色々なことに役に立つ場合があるから、その練習をしてみようよ」と話しました。

理屈をこねられてその話には納得してくれたふたり。

”苦手だから描けない”だったのが、”それなら練習してみらんと”に顔つきが変わったことがよく分かりました。

思い出発表で話していたのは、Hくんが「ゆうきのしるし」そしてHちゃんが「ハーモニーランドでのお買物」でした。それをもとに、それぞれに話を聞きました

「ゆうきのしるしのとき、何か居た？かおなしはどんな顔の形だった？」と聞いて、それに応じて鉛筆を走らせたHくん。「確かにそういう感じやったな！そうそう！」とHくんの絵を見ながら声をかけると、その後は泉のようにあふれ出すHくんの記憶＊＾＾＊　「床も描かんと」「顔なしの目の下にはこの模様があった」「ぼくは泣いてないけど、目の下は赤かった」と自分の顔の色を塗る時に、目の下を赤く塗っていました＾＾

Hちゃんとは、「お金は何枚もっていった？」と声を掛け、１００円玉を大きく６枚描いたところからはじまり、誰がそれを買ったかで自分を描いて、しっかり眼鏡もかけて＊＾＾＊　そこまで描くと、Hちゃんは「まってよ、このままじゃあお買物できないよ、お店の人がおったやろ～」「１００円が空中に浮かんじょるみたいやん、机を描かんと」と、こちらも思い出の泉が湧きだしこうなったらもう止まらず＾＾　なんと、自分が買った品物もすごく上手に描いていました！「あれ、でも、お店の人に渡した１００円玉は、確か５枚やったよ。」と言って、１枚消しました＾＾

先生は、その絵を見て、Hちゃんのお土産の形を思い出しリュックから少しはみ出しながらもって帰ったあの思い出がよみがえりました＾＾

自分の絵を何度も何度も眺めるHちゃん。時間が来たので色塗りまではできなかったのですが、「色は今日塗りたいよ！」と言うので、夕方の時間に色塗りが出来るようにしてあげたいと思っています＾＾

二人とも、以前描いてみた、自分の身体の事を覚えていて、絵を描きながら自分の肩やうで、手を目で追って確認していました＾＾

「苦手だから描けない」と言っていた以前の姿とは別人のようにすごく楽しそうで嬉しそうでしたよ！

 

みんな、素敵な絵ができました☆