2月29日 はなぐみ★発表会
発表会、なんとか無事に終えました。色々とお願いすることも多かったのですが、ご理解ご協力いただき、本当にありがとうございました。
全ての演目を終えて、控室でメダルを渡しました。ひとりひとりの首にメダルをかけながら、「だいすき」という言葉以外は見つかりませんでした。これまでの頑張りを振り返りながら涙してしまう先生につられて、子どもたちも何人か泣いてしまいました。また泣かせてしまいました。
振り返れば、10月に運動会が終わった翌日から発表会の内容を考え、準備をすすめてきました。この時点でイメージしていた完成形は、自分で定めていながらも”難しいかな・・?”と思うこともありました。
だけど日々のなかで少しずつ提供していくものを子どもたちは喜んで受け取り、「やった、できた、簡単やった!」と。次はそれに加えてまた少し提供し、「やった、できた、簡単やった!」これを何度も何度も繰り返し、4か月もかけてだんだん大きな作品になっていきました。
最後のメダル渡しのときに「この発表会の練習を通して、みんなが強いきもちで頑張れる子どもだということがわかりました。そういう子どもであるということは、発表会がおわっても小学生になっても変わりません。」と言葉をかけました。本当にそう思っているし、願っています。
発表会前日の決起集会*^^*
リズムの待機時間^^ (みんなの顔が(笑))
劇の出番直前。緊張!
最後のごほうび渡し^^
みんな、かわいい~~~~~~💛💛💛( *´艸`)
当日の「こぼれ話」です^^
■はじめのことば
3人のこどもたちが初めて客席を見たのがこの時でした。お客さんの全員にマスクをお願いしていたため、微笑んでくれているのか、笑ってくれているのか、分からなくて、私から見ても、とても緊張してしまう雰囲気かもしれないと感じました。本当ならばお客さんやお家の人の優しい顔やあたたかい雰囲気に押されて勇気が出るのに、3人は気持ちをしっかりともって大きな声で自分の役目を果たしました。これはどのクラスも子ども達も同じことがいえると思います。えらかったです^^!
■合奏「G線上のアリア」
終了後のトイレタイムに、「ずれてたねぇ~(笑)」と言うと、「言わんでよ!」と子ども達(笑)みんなも気づいてたそうです。ちょっと本気で言われたくなさそうだったので、この後の演目のことも考えて「大丈夫なんで!練習は成功を目指してに頑張るものだけど、本番は何があっても楽しむものだよ!」というと、憮然としながら「でも、ずれたことは内緒にしちょってよ?」と。お客さんみているのに、誰に内緒にするのか聞いたら、「僕たちが小学生になったあと」と^^ 語り継がないでよ、という事だと思います。先生が面白がっているから語り継ぐ気だとばれていました(笑)
■合唱「にじのむこうに」
なんと、2人して一番最初の、きをつけ、礼、を忘れていたM先生とY先生(笑) 棒立ちのまま曲を始めてしまいました(汗 指揮をしながら、何かいつもと違うなぁと思っていて、右端のRちゃんが後ろに手を組んで足を肩幅に開いていた姿を見てハッとしました。”しまった;”子どもたちは既に歌っています。本番の魔物のせいにします(笑)あとでみんなに謝ったら、「いいよいいよ!」と快く許してくれて、さっき合奏がずれてたことを面白がってごめんと思いました(笑) そして緞帳もなかなか下がらず。これも魔物のしわざです。魔物はプログラム2番にして3回も登場してくれました。
■はなぐみメドレー
終了後に子どもたちが最も「かっこよかった?」「うまくいった?」と笑って群がっていたのがこの演目でした^^ 「ヘイヘイヘイ」のときのKくんのノリノリ拳は、練習の時からかわいいと評判でした(笑) 昨年のはなぐみさんは、演目をおうちの人に内緒にしていたのですが、今年のはなぐみさんは、運動会でも発表会でも公表していました。練習の経過をお知らせしたかったからです^^だけど、そのなかでも少しはサプライズがあったほうが楽しいかなと思い、これだけは内緒にしててねと話したのが「学園天国」と「UFO」でした^^・・が!!割とバレバレだったようですね(笑) 聞くところによると、やたらYouTubeで検索したがったり、車の中で口ずさんだりしていたそうで(笑) 「ママに聞かれたけど、しらんっちゆったけん」と子どもたちよもく、秘密を守ったどや顔で伝えてくれましたが、それってだいぶヒントを与えてたということでもあります(笑) 中には「聞かれて、うんって言ってしまったけど、、、まぁいいよな?」と、ママにも先生にも正直に打ち明けちゃうお友だちも(笑)
※学園天国の靴下、本当は黒だったのですが、先生も含めて全員そのことを忘れており、、、、準備していただいたのに、申し訳ありませんでした。
■劇「じごくめぐり」
長いセリフ、道具の出し入れ、全て子どもたちだけで、本当に一生懸命やっていました;; 頑張った!!!
今回、後編の大工さん役だったお友だちが発表会に出ることが出来ず、急きょ代役として頑張ってくれたのがKちゃんでした。Kちゃんは黒子の仕事も大好きだったのですが、はなぐみのピンチを救ってくれることになりました。出番直前。控室でのKちゃんは表情がこわばり、ものすごく緊張していました。Kちゃんは12月くらいから後編の台本も欲しがり、ずっと読んで覚えていたのですが、実際には2回しか練習していないから・・隣に立つRiちゃんに、「わからなくなってたら教えてあげてね、Kちゃんを頼んだよ」とお願いすると、「わかった!」と言ってKちゃんの背中をさすってあげていました。幕が開くとKちゃんの表情は一変。腹をくくったその姿に、胸が熱くなりました。
黒子は、仕事の内容だけ伝えて、担当はやめました。担当を決めると、お休みのひとが居たときに手落ちするからです。次にやることをみんなで協力してやって、取り残している仕事は気づいた人がやる、という風にしました。そして、その働きは御見事でした*^^* なにより、姿勢を低くして機敏に動く姿が愛くるしかったです♡
ひとつ、会場が広いため声が聞こえないかもしれないと思っていたので、リハーサルの時は前編を地声で、後編を録音(事前にセリフを録音して音楽にかぶせたもの)で演じたところ、地声でもなんとか聞こえるし、そちらの方がいいのではとなったのですが・・・やっぱり、聞こえにくかったですよね・・。せっかく練習してきたのに、そこだけが、先生の、反省点です。
■手話「マリーゴールド」
車の中で流れる!と言ってこの曲を知っていたお友だちも多かったので、歌はすぐに覚え張り切ってできていたこの演目で起こった、まさかの盛大なズレ!!!(笑) 一番心配していなかったこの演目で!もちろん子どもたちも気づいていたようです。だけどひとりのちからではその流れを修正することが出来ないと判断し、ならば「みんなでズレに乗っかれ!!」という凄い技を繰り出してくれました(笑) そして最後に余るメロディ(笑) ある意味子どもたちの勝利です(笑)
■ことば
これは前日に急遽、入れ込んだ項目です。昨日お休みしていたMちゃんは、ぶっつけ本番でした。
卒園ソングに”たいせつなたからもの”という歌があります。今年の卒園式の歌の候補に挙げていたけれど、選ばなかったうたです。この歌詞を、みんなで順番に言いました。保育園もいつ休園になるかわかりません。卒園式が100%出来るとは言い切れない昨今。もしかしたら、ある日突然、”明日から休園です”となるかもしれないのです。だから、発表会のラストで、ミニ卒園の言葉を入れたかったのです。あんなに面白かった手話(←失礼)から一転、子ども達が本当にあと少しで、もしかしたらもっと早く、居なくなってしまうんだなぁと寂しくなりました。そして同時に、大きくなったんだなぁと嬉しくなりました。
■おわりのことば
実は想定外のハプニングがあり、おわりのことばの4人はバタバタと慌てさせられました。他の子も心配そうに見守っていましたが、定位置につくとキリっと前を向いて大きな声で発表できていて、「さすが!!」と思いました*^^* もしかしたらこのハプニングに、お客さんは気づいていないかもと思っています^^
こどもたちの思い出に、残ったかなぁと思います*^^*
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